シンママのシンプルライフ
「シングルマザー×ミニマリスト」                          シングルマザーだから…と諦めない。子どもと楽しく豊かに暮らす。
育児

シングルマザーが子どもの病気の時に悩むこと

突然、子どもが熱を出した!

子どもって元気そうに見えて、急に高熱が出たりしますよね。

心配な一方で、会社を休んだり、保育園からの呼び出しで早退することに後ろめたさを感じませんか?

 

1日ならまだしも、連日休むとなると内心「どうしよう…」と焦る。

復帰した時に職場での肩身が狭い。

 

そんな

休むと会社の目が気になるし、有休がなくなる!収入が減る!

と色々困ることになりがち。

今回はシングルマザーが子供が病気の時に悩むことについて考えてみます。

シングルマザーが子どもの病気の時に悩むこと

環境的なこと

子どもが感染症や高熱で休むなら、まだ諦めがつきます。

でも微妙な症状や軽度の時は特に悩むところ。

子どもは休ませてあげたいけど、仕事に行かなくちゃ…そんな時、

子どもの預け先に非常に悩みます。

 

預け先の候補は…

  • 祖父母などの身内
  • ファミリーサポート
  • 病児保育
  • ベビーシッター

といったところでしょうか。それぞれ見ていきましょう。

祖父母などの身内

祖父母など身内へ気軽に「今日、お願いします~!」と言えるような間柄なら良いですが、義実家であったり、家族関係がよくないと気を遣ったり頼みづらいもの。

 

頼んだことで関係が悪化して「お願いしなきゃよかった…」と思うのは切ないもの。

預けられた子供だって安心して休めません。

 

一方で、突然「預かってほしい」と言われる側の気持ちも想像してみましょう。

親や身内であれ、自分と同じ考えや意見、価値観ではありません。

相手には相手の都合があり、価値観があり、相手は自分の人生を生きています。

 

ご高齢であれば持病や体調不良で、風邪であっても子どもを預かるのをためらうかもしれません。

まして、コロナなどの感染症を恐れて子供を預かるのに抵抗感があってもおかしくありません。

身内だから…と甘えてしまう部分は誰しもがあります。

でも、もしあなたが

「孫が具合悪くて私は仕事してるんだから、祖父母として預かるのは当然でしょ!」という姿勢なら、それは必ず相手に伝わります。

 

必ず覚えておかなくてはいけないのは、

たとえ身内であっても、あなたの普通や当たり前は相手にとっての普通ではない。

相手への配慮や尊重する姿勢や感謝の気持ちを持ってお願いをすることが大切です。

 

病児保育・ファミリーサポート

病児保育

  • 子供を病院や保育所に設置された専用スペースで預かってもらうことができます。
  • 保育中に看護師などの医療スタッフが子供の様子をみてくれて安心。
  • 施設によって料金がかかったり、無償の場合も。

ファミリーサポート

  • 子育て地域での相互援助をサポートしてくれる制度。
  • 会員登録をすると有料で育児の援助が受けられる。
  • 預け先は市町村ごと異なります。(施設がある場合や会員の自宅など)
  • 行政が運営

病児保育は利用するのに医者さんの証明、ファミリーサポートも事前面談が必要な場合があります。

当日に利用登録することもできますが、預けるまでに時間がかかったり、予約の状況によっては利用ができない場合もあります。

気軽に使える・安心して預けるために、前もっての利用登録や子供への説明、下見など事前準備をしておくことが大事です。

経済的なこと

子どもの体調不良で仕事を休む=収入の減少

一馬力のシングルマザーは休んだ時の家計への打撃が大きいもの。

子どもの体調不良の時こそ、ひとり親であることの無力さや弱さを思い知らされます。

 

収入が減ることの恐怖は半端ありません。

具合が悪くて、苦しむ子供を横目に

「来月、やっていけるのだろうか…」

「お願い、早く良くなって保育園行ってー!」

と心からの心配や看病ができない、イライラしたり焦ってしまう自分に自己嫌悪になりがち。(私だけ!?)

子どもが具合が悪い時に、安心して看病するためには収入の確保が必須なのは間違いありません。

心理的なこと

お金がないという気持ち

経済的なことでも前述しましたが、

「収入の減少=心の不安定」

お金は生活そのもの。だからこそ、悩みの原因となり

お金がないという気持ちは必要以上に心を不安にさせ、あなたの視野を狭くしがち。

仕事を休むこと

会社を休むことで、職場の上司や同僚からの目が気になってしまいがち。

「またあの人休んでる。」って思われてないか。

「よく休むなら、この仕事は任せられない。」と仕事を振ってもらえなくなるのでは。

 

仕事を休むことで会社での自分の居場所がなくなってしまう、評価が下がってしまう…という不安や恐怖があるからです。

世間体と自分の思い込み

子どもを第三者へ預けることへのためらいや不安もあります。

こんな言葉にあなた自身、とらわれていませんか?

「母親が側にいてあげないと子どもが可哀そう」

「子どもはお母さんを求めている」

「人に預けてまで、仕事をしたいの!?」

そんな誰かの声に動けなくなっていることってありませんか?

 

そんな時は

自分の中の「~すべき。」「~べき。」思考にとらわれているかも。

私はある時、何でも自分一人でやらないといけないと思い込んでしまっている自分に気が付きました。

 

自分の気持ちが心から子供と一緒にいたいなら、一緒にいればいい。

でも「子どもと一緒にいなければいけないんだ。」と思って自分の気持ちが苦しくなっているなら、第三者の手を借りてもいい。

と自分に言い聞かせるようになってから気持ちが少しラクになりました。

 

シングルマザーだかこそ、子供が体調不良の時に

「生活を支えるために頑張って仕事をする」も正解だと思うし、

「日頃、寂しい思いをさせてるから、こんな時くらいは一緒にいてあげたい」と思う気持ちも正解だと思う。

どれが正解かはあなたと子供で決めて良いのです。

「誰か」の声なんて気にする必要はありません。

おわりに

不測の事態に備える

 

子どもの体調不良や自分の体調不良など不測の事態に備えるために「事前準備」が何より大事。

日頃から「もしも」のためにできる準備をしていきましょう。

具体的な取り組みは次回、ご紹介しますのでぜひご覧くださいね。