突然、子どもが熱を出した!
子どもって元気そうに見えて、急に高熱が出たりしますよね。
心配な一方で、会社を休んだり保育園からの呼び出しで早退したりすることに後ろめたさを感じるもの。
連日休むと会社の目も気になるし、収入が減っちゃう!と不安になります。
でも、準備と考え方次第で子供と過ごす大切な時間になるかもしれません。
今回は前回に引き続き、子供が体調不良の時の乗り越え方について考えます。
シングルマザーの子どもが病気の時の乗り越え方
悩みの原因
悩みの原因は大きく分けて3つ
- 子どもの預け先をどうするか
- お金の心配
- メンタル(世間体、職場の目、理想の母親像とのギャップ)
大事なことは、自分一人で抱え込まなくていいこと。
そして、
自分の中の「~すべき。」「~べき。」思考にとらわれすぎないこと。
あなたの気持ちが子供と一緒にいてあげたいなら、一緒にいればいい。
でも「自分が子供をみないといけない!」と思って自分の気持ちが苦しくなっているなら、第三者の手を借りたり、使えるものはなんでもフル活用してOK。
どれが正解かはあなたと子供で決めて良い。誰かの声なんて気にする必要はありません。
対処法
子どもの体調不良や自分の体調不良など不測の事態に備えるために「事前準備」が何より大事。
日頃から「もしも」のために少しだけ用意をしてみましょう。
今回は私がしてる・していきたいと思ってる事前準備を紹介します。
仕事編
会社で利用できる制度を確認する
法律で定められてる年次有給休暇や子の看護休暇について自分がどの程度、利用できるのか確認してみましょう。
有給も1時間単位や半日の取得が可能な場合があります。
(利用できる場合は規則などに定めがあり。)
子の看護休暇
- 保育園までの子どもがいる人は1人につき年間5日、2人以上だと年間10日の休暇が可能です。
- 1時間単位の取得が可能
- 有給・無給については会社によって異なります。
また、会社独自の休暇制度(特別休暇)や育児のための制度がないか、確認をしてみましょう。
- 会社の就業規則を確認(10人以上いる会社は就業規則が必ずあって、いつでも見れるはず。)
- 総務・人事担当者へ確認してみましょう。
仕事を早めに仕上げる
いつ子供が体調不良になるか分からないので、仕事の納期より早めに仕上げるように意識してみましょう。
- 毎月、必ずある仕事。
- 予定されてる打ち合わせや訪問者
- 時期が決まっている仕事の下準備
- 備品等のストックのチェック
スケジュールから予測できる仕事の段取りを早めにしておきます。
もちろん、突発的なことがあって予定通りにはなりませんが、ある程度仕事の流れが分かっていれば対処方法を考えておくことができます。
頑張り屋さんほど、自分で仕事を抱えがちですが突然、仕事を休めば
結局、お客様や同僚など周囲に迷惑をかけてしまいます。
その被害を最小限にするため全てを自分だけでやろうとはせず、得意な人に仕事をお願いしてみましょう。
また職場のスケジュールは積極的に活用して、
自分の予定・仕事が周りの人に見えるように
そして周りの流れも把握できるようにしておくと引継ぎがスムーズです。
結果的に生産性が上がったり、仕事の前倒しを意識することで時間的な余裕ができ、急な仕事の対応もしやすくなります。
家でできる仕事を見つける
在宅ワークができないか、会社や上司に交渉をしてみましょう。
そのためには、まずどんな仕事が在宅ワークで可能なのか、洗いだしてみます。
私の場合、
- 考える仕事
- テンプレートの作成
- お客さんへのチラシや企画書などの案
- 本やセミナーからの情報収集 など
日頃は時間がとれない「大切だけど、優先順位の低い仕事」でした。
子どもの看病もあるので1~2時間でも家でできる業務があれば交渉してみる価値はあります。
また、在宅ワークの交渉は子どもの具合が悪くなった時よりも、予め事前に了承をえておくほうが職場の理解が得やすいでしょう。
もちろん、会社の判断や仕事上在宅ワークができない場合もあります。
そんな時は自己研鑽と割り切ってスキルアップのための勉強をしたり、まずは家でできる仕事をやってみましょう。
家庭編
体調不良時の献立を固定化
具合の悪い子供を連れて買い物に行くの控えたいもの。
できるだけ家でゆっくり休ませてあげたいし、体力・精神的にも大変ですよね。
また調子が悪い時は食べれるものも限られます。
そのため体調不良の時は「コレを食べる!」と決めておいて、日ごろからストックを確保しておくのがおススメです。
我が家は「お茶漬けのもと」と「アイス」が常備されます。
食べ物だけでなく、具合が悪い時に必要になりそうな備品(薬や冷えピタシート)なども備えがあるかチェックしておきたいですね。
特別費を積み立てる
仕事を休んで翌月の収入が減ってしまう…
仕方がないことですが、できる対策は立てておきたい!そのために
毎月、貯金とは別に特別費として少しでも積立をしておきましょう。
毎月1,000円積み立てれば1年で12,000円
毎月3,000円積み立てれば1年で36,000円
それが、休んだ時に自分からの所得補償になります。
いざ!と言う時にあったほうが助かりますよね。
貯金を切り崩してしまうと「せっかく貯めたのに…」とショックが大きいので、別立に予算を確保しておくがおススメですよ。
やりたいことリストをつくる
子どもの看病はずっと気にかけてはいるものの、子供が成長していけば多少の手持ち時間が増えますよね。
そんな時のために事前に「時間があるときに、やりたいことリスト」を作っておくのがおススメ。
あからじめ、日頃はできない・調べられないことをメモしておきましょう。
ポイントはお金をかけずにできること、お金のかかることに分けて作ること。
例)お金をかけないこと
- 読書(タイトルまでメモしておくと良いです。)
- 子どもとおりがみで〇〇をつくる
- 家計簿の見直し
- スマホ料金の比較
- 保険の見直し
- レジャーの計画
- 不用品をメルカリで売る
- 不便だと思っていたことの対処法を調べる
- 気になる名前だけ知ってることを調べてみる
- 行ってみたいお店のレビューを見てみる
時間ができた時に、リストをみてやっていくと時間を有意義に使えますよ♪
おわりに
いかがでしたか。
今回はシングルマザーの子どもが病気の時の乗り越え方についてお伝えしました。
子どもの体調不良という不測の事態ですが、事前の準備や工夫で子供と向き合う時間に集中することができます。
ピンチはチャンス!ではありませんが考え方次第で、子供との時間や自分の時間を大事に過ごしたいですね。
この記事があなたのお役に少しでも立てれば嬉しいです。